西武新宿線・都立家政駅周辺に設置されている都立家政のマスコットキャラクター「かせいチャン」七福神の恵比寿(えびす)像が5月24日、「パティスリーふじの木」(中野区若宮3)に引っ越した。
漫画家・ちばてつやさんがデザインした都立家政商店街振興組合のマスコットキャラクター「かせいチャン」をベースに2014年2月、街おこしイベント「かせいチャン七福神めぐり」のために7体のかせいチャンオブジェを地元商店街の若手が中心のメンバーが都立家政周辺に設置。設置されているのは、若宮郵便局西側の大黒天、駅前通りの最南端にある毘沙門天、駅前南側の恵比寿、かせい公園前の寿老人、駅北側の弁財天・福禄寿(ふくろくじゅ)・布袋尊の7体。
今回、「かせいチャン」恵比寿像の設置場所が使えなくなり、都立家政商店街での新しい設置場所の検討がなされる中で、同店店主の田中祥一さんに打診があったという。田中さんは快諾し、かせいチャン用のスペースの整備と胴体の塗り替えを行って設置。渋谷区の恵比寿神社から分霊を授かり店内に神棚を作った。
田中さんは「かせいチャン七福神マップを用意しているので、都立家政にお越しの際は当店の『かせいチャンdeシュー』を食べながら、七福神巡りを楽しんでほしい」と話した。