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中野「青二才」らが日本酒楽しむ新ブランド発表 蔵元や酒米農家支援のクラファンも

日本酒をリブランディングする新ブランド「WAX & WANE」に参加した12の酒蔵の人たち

日本酒をリブランディングする新ブランド「WAX & WANE」に参加した12の酒蔵の人たち

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 日本酒バル「中野青二才」(中野区中野3)とネット商店街「アーケードトーキョー」(同)が6月11日、日本酒という文化をもっと楽しんでもらおうというブランド「WAX & WANE(ワックス アンド ウェイン)」を発表した。

(関連フォト)日本酒バル「青二才」代表の小椋道太さん(左)とネット商店街「アーケードトーキョー」代表の神谷栄伸さん(右)

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 中野駅南口で人気という桃園商店街・中野レンガ坂「青二才」の小椋道太代表によると「コロナ禍において私たち飲食店は苦境に立たされ、実際に神保町の2店舗を閉鎖することになったが、まだ国や都からの補償があるのでギリギリ生き残れている。しかしながら日本酒の蔵元に目を向けると、時短営業や飲食店での酒類提供の禁止などのあおりを一身に受けて大幅な売り上げ減が起こっているのにまともな補償が無いのが現状。これまで世界に誇れる日本の食文化を支えてきた日本酒を守るため、少しでも流通量を増やす一助になれたらと新規に酒類販売免許を取得し、多くの方に日本酒蔵の現状を知っていただきたく『アーケードトーキョー』と一緒に日本酒を楽しむための新ブランドを作り、クラウドファンディングも開始した」と言う。

 新ブランド名は「WAX & WANE」で、月の満ち欠けの意。「アーケードトーキョー」の神谷栄伸代表は「この苦しい状況を月明かりとなって照し、月日を超え笑顔で気兼ねなく乾杯ができる日が1日でも早く来ることを祈りこの名前をつけた」と言う。参加する日本酒の酒蔵は12で、「若駒(わかこま、栃木県)」「青煌(せいこう、山梨県)」「松の寿(まつのことぶき、栃木県)」「陸奥八仙(むつはっせん、青森県)」「ロ万(ろまん、福島県)」「川鶴(かわつる、香川県)」「大那(だいな、栃木県)」「酒屋八兵衛(さかやはちべえ、三重県)」「山城屋(やましろや、新潟県)」「中島屋(なかしまや、山口県)」「東照(とうしょう、栃木県)」「結ゆい(むすびゆい、茨城県)」。神谷さんによると日本酒愛好家以外の人たちに少しでも日本酒を手に取っていただけるデザインを検討し、ストリートブランドにタイダイ染プロダクトを提供するクリエイターYUKIDYEさんによる12酒蔵それぞれのキャラクターに染められた手ぬぐいをパッケージにしたという。

 現在、クラウドファンディングで支援を募っている。この12種類の日本酒のうち3本セット、6本セット、12本セットなどの支援メニューのほか、「青二才」が7月に中野駅北口ふれあいロードにオープン予定の「角打ち割烹 三才」(中野5)のオリジナルユニフォームセットや新店舗での飲み比べセットなども用意する。支援額は2,000円~2万2,000円。

 神谷さんは「飲食店での酒類提供の禁止は飲食店や酒蔵だけでなく、酒米を作っている米農家さんにも大きく影を落としている。日本酒の出荷量が減り生産量が減ることで、米農家さんは酒米から食用米への作付け変更を余儀なくされてしまう。お米の生産量が減ってしまえば、もちろん未来の日本酒生産量も減っていくことが容易に想像できる。ぼくたちは何としてでも日本酒業界の明るい未来をみなさんとともに作り上げていきたいと考えているので、ぜひご支援いただきたい」と話す。

 クラウドファンディングは7月31日まで。

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