画家・デザイナー浜口麻里奈さんの生活雑貨ブランド「kin.iro.hitode(きんいろひとで)」による個展「言の葉が芽生える小部屋」が11月2日、「ニュースタアギャラリー東京」(中野区本町5、TEL 03-6382-8218)で始まる。
今年4月にオープンした「新しいスタアと未来をつくるセレクトショップ」をキャッチコピーに掲げる同ギャラリーで開く同展。浜口さんは10代で画家になることを決意し、多摩美術大学で油画を学び、ドイツへ留学。その時に、鑑賞者にとってはアート作品と日常の間に隔たりがあることに気付いたことにより、アートが日常に溶け込み、暮らしに寄り添うようにと自身の作品をデザインした雑貨作りを始めたという。
同展では同ブランドの雑貨を販売するほか、坂口さんのルーツである油画作品も展示。同ギャラリーとのコラボレーションによるクッション、ポーチなども限定販売するほか、オリジナル生地の量り売りも行う。浜口さんは「絵と言葉は密接につながっている。言葉から絵が生まれたり、逆に絵から言葉が生まれたりする。絵のタイトルは、単なる絵のイメージを助ける道具ではなく、言葉自体も作品の一部。ゆったりとした空間で、絵と言葉をじっくり楽しんでいただけたら」と話す。
営業時間は13時~19時。月曜定休。11月14日まで。