東北地方の復興支援のための「2021東北復興応援展なかの」が11月16日、中野区役所(中野区中野4)正面玄関広場や1階ロビーなどで始まる。
東日本大震災で被災した東北地方の継続的な復興支援のため、区の支援内容を紹介するとともに、東北各県と熊本県の観光や文化のPR、物産の販売を行うことで、被災地の復旧・復興に寄与することを目的とした「東北復興大祭典なかの」。今年は10回目の開催、震災から10年の節目の年となったが、昨年同様新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から、規模を縮小しての開催とした。
中鉢泰平実行委員長は「東日本大震災という大きな逆境を乗り越えてきた人の絆の灯を消さないためにも震災の記憶を風化させないためにも、中野区から被災地を応援する気持ちを発信し続けなければならない」と話す。
昨年同様、恒例だったねぶたの運行は実施せず、11月20日・21日の2日間、中野区役所正面玄関広場で小型ねぶたの展示を、中野駅北口バスロータリー横で東北各地の物産展、グルメ、ステージイベントを、それぞれ行う。中野区役所1階ロビーには震災復興祈念展として東北各地域のPR、パネル展示を行うほか、被災地救援・復旧活動コーナー、防火防災対策コーナー、子どもふれあいコーナー、射的コーナー、東京2020コーナーなどを用意する。
詳しくは中野区「東北復興応援展なかの」ホームページで確認できる。