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新井の「スタジオ35分」で美術家・吉國元さん絵画展 ジンバブエの人々描く

吉國元さん絵画展メインビジュアル

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 ジンバブエの人々を描いた美術家・吉國元さんの絵画展が11月24日、廃業した街の写真館をリノベーションしたギャラリー「スタジオ35分」(中野区上高田5)で始まる。

(関連フォト)「スタジオ35分」外観

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 吉國さんは1986(昭和61)年、ジンバブエ・ハラレ生まれの美術家。1996(平成8)年、日本に移住。2015(平成27)年、多摩美術大学造形表現学部造形学科油画科卒業。2020年、在日アフリカ人を取材する「MOTOマガジン」を出版。VOCA展2021選出。「他者との邂逅」をテーマに、幼少期を過ごしたジンバブエで出会った人々と「出会い直す」試みとして絵画を制作しているという。吉國さんは「この個展では、これらの黒い絵を中心に2018年から2021年に制作をした色鉛筆による組作品『来者たち(英題:Arrival)』を再構成して紹介をする。タイトル『SEE ME WHEN YOU CAN」』は闇の奥に目を凝らすことであり、再会・再訪の願いでもある」と話す。

 ギャラリー店主の酒航太さんは「父はジンバブエ現代史、アフリカ人都市労働史を専攻した社会学者で、母は子ども二人を育てる傍ら、ジンバブエの普通の人々を取材して本を出版しているという。このような環境で育った吉國さんは幼少期を過ごしたジンバブエで出会った人々の肖像を経験と記憶の基に描いている。吉國さんが力強く描く人々の視線はこちらに何かを問い掛けているように立っているよう。この肖像画から感じ得るものは観者によってそれぞれ違うが、何かとても大事なことに思えてならない。透徹としたまなざしで描かれたとても純度が高い絵、この機会にぜひ」と話す。

 開催時間は16時~22時。日曜・月曜・火曜定休。入場は1ドリンク制(500円~)。12月18日まで。

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