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中野れきみんで館蔵品展「火の利用」展 火の道具の変遷と暮らしの変化たどる

太田桔梗の家紋入り小田原ちょうちん

太田桔梗の家紋入り小田原ちょうちん

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 「山崎記念中野区立歴史民俗資料館(通称=れきみん)」(中野区江古田4、TEL 03-3319-9221)で12月21日、館蔵品展「火の利用~灯す・焼く・暖まる~」が始まった。

(関連フォト)館蔵品展「火の利用」ポスター

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 古来生活に欠かせないものだった「火」にスポットを当て、明かりの火、調理のための焼く・煮る・蒸す火、暖を取るための火など、同展ではさまざまな形で暮らしの中にあった火の道具と、暮らしの移り変わりをたどる。

 会場では、縄文時代の火をたいた屋外の炉跡や住居の中の土器を埋めて作った炉から近代の灯火具や焙烙(ほうろく)まで、遺跡から発掘された火の利用の痕跡をたどる「遺跡からみる火の利用」、火打ち石からマッチまで、またさまざまな燃料も紹介する「火を作る道具と暮らしの中の火」、室内で使うあんどんや燭台(しょくだい)、携帯できる小田原ちょうちんやランプなど「火を灯(とも)す道具」、しちりんから竃(へっつい)など焼く・煮る・蒸す「調理に使う火の道具」、いろりやこたつからストーブまで「暖める道具」とコーナーが分けられている。

 開催時間は9時~17時。月曜・第3日曜と年末年始(12月27日~1月4日)は休館。入館無料。2月13日まで。

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