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中野れきみんで「東中野の日本閣」展 創業から100年間の歴史たどる

昭和初期の「日本閣」

昭和初期の「日本閣」

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 企画展「東中野の日本閣-婚礼場の100年-」が11月2日、「山崎記念中野区立歴史民俗資料館(通称=れきみん)」(中野区江古田4、TEL 03-3319-9221)で開催される。

(関連フォト)冬季イルミネーションが幻想的だった「west53rd日本閣」の様子

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 JR東中野駅東口北側にあった結婚式場「日本閣」は1920(大正9)年、同地で創業。2005(平成17)年には「west53rd日本閣」としてリニューアルオープンし、2020年に創業100周年を迎えたが、同年6月13日、閉館した。建物は時代に合わせて、純日本風数寄屋造り、ウェディングパレス、ロココ様式と改装を重ね、料理は創業当時から日本料理とフレンチを提供していた。100年間で挙式したカップルは約11万組を数えるという。

 同展は、日本閣に保管されていたさまざまな資料が閉館後に同館へ寄贈されたことから企画した。会場では、日月椀(にちげつわん)、染付瓢型祥瑞徳利(そめつけひさごがたしょんずいとっくり)、金襴手赤角大鉢(きんらんでしゃっかくおおばち)、色絵百人一首尺角皿などの婚礼関連品、一昔前の結納セット、昭和のDMやはがき、古写真などを展示する。

 開催時間は9時~17時。月曜・第3日曜休館。入館無料。12月18日まで。

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