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桃園通り近くの桃園稲荷で「行灯祭」 祭礼に合わせ五穀豊穣やコロナ退散願う

今年はあんどん85基に灯がともる(写真は昨年の様子)

今年はあんどん85基に灯がともる(写真は昨年の様子)

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 桃園通りと中野マルイ裏の間にある桃園会館に併設されている桃園稲荷(中野区中野3)前で2月22日、初午(はつうま)祭を祝う「行灯(あんどん)祭」が始まる。

(関連フォト)宵宮祭(昨年の様子)

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 数十年前から続く桃園稲荷の初午祭。その年の豊作を祈った農村の祭りが原型で、五穀豊穣(ほうじょう)と商売繁盛を願って行う。行灯祭は桃園稲荷周辺に80基以上の箱型あんどんを配し、夕方から明け方までライトアップ。25日には宵宮祭を行う。

 「フラワーショップ花月」店主で桃光会桃園商店街の渡辺明恵会長は「戦前から毎年開催している初午祭。今年も昨年同様コロナの影響で餅つきは行わない方向だが、商店街の皆さんの健康とコロナ退散を願って、行灯祭は行うこととした。この幻想的な小道を楽しんでほしい」と話す。

 行灯祭のライトアップは3月2日まで。

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