都立家政で誕生した音楽ユニット「ザ・リーサルウェポンズ」が現在、西武新宿線・都立家政駅(中野区鷺宮1)周辺を「都立家政ダイスキ」ポスターでジャックしている。
(関連フォト)都立家政駅周辺の50カ所以上の店舗をポスターでジャックしたザ・リーサルウェポンズ
ザ・リーサルウェポンズは1980~90年代のカルチャーを背景に、日米の音楽や映画、ゲーム文化などを題材にした楽曲をミュージックビデオ付きで発表している、アメリカ生まれのサイボーグジョーさんと、彼を「発明した」という日本人プロデューサー・アイキッドさんのユニット。2020年8月26日にメジャーデビュー。デビュー前の2016(平成28)年4月13日には、西武新宿線都立家政駅南口の古物買い取り販売店「ブックマート都立家政店」(若宮3)のプロモーションビデオがユーチューブで公開され、ツイッターでは「イングヴェイからのガンマレイワロタ」「ちょいちょいランボーを挟んでくるのがツボりました!」「ヒドおもしろい笑!」(以上、原文ママ)などと話題になった。
同ユニットは2月23日にファーストアルバム「アイキッドとサイボーグジョー」を発売予定で、サイボーグジョーさんとアイキッドさんが出会ったという聖地・ブックマート都立家政店の河村陽介社長がポスター貼りを担当。保育園、幼稚園、児童養護施設、美容室、焼き鳥店、居酒屋、病院、薬局、カフェ、インドカレー店、青果店、不動産店、猫グッズが外にある個人宅など50カ所以上に貼った。河村さんは「都立家政駅は両隣の駅が見える微妙な場所だが、それでも彼らがこの場所になじんでくれたことがとてもうれしい。ぜひ散歩気分で、彼らのポスターをより多く探してほしい」と話す。アイキッドさんは「近所で自分の写ったポスターを見掛ける度、非常に不思議な感覚に襲われる。中野に引っ越してきて7年、これほど住みやすい街はない。第二の故郷という枕ことばは使わない。中野こそが私の故郷」と話す。
発売日前日の2月22日22時からブックマート都立家政店の店内で、ザ・リーサルウェポンズのユーチューブ生配信ライブを行うほか、翌23日12時からは同店の一日店長を務め、購入特典付きファーストアルバムの販売などを予定。購入特典は河村社長が手書きした都立家政ロゴのエコバッグを予定。