中野マルイ裏の桃園会館に併設されている桃園稲荷(中野区中野3)前通りに7月2日、七夕飾り用の笹8本がお目見えした。
(関連フォト)桃園稲荷前のササには願いが書かれた多くの短冊がつるされた
一昨年は「再出発に乾杯! #中野復活 スタンプラリー」という桃園商店街のイベントに連動した形で開催した七夕飾り。昨年は同稲荷前通り全体に8本のササを設置し、それぞれのササに七夕飾りを施し、同商店街オリジナルの耐水性短冊を桃園会館前に用意して、誰もが参加できる形とした。
今年はウクライナ国旗と同じ青と黄色をベースに同商店街のメンバーでササの七夕飾りを行って、「コロナ退散」だけでなく「世界平和を願う」というメッセージ性も打ち出している。「フラワーショップ花月」店主で実業桃光会桃園商店街の渡辺明恵会長は「コロナが落ち着いたと思えば戦争が勃発、異常気象も怖い。猛暑で倒れる人もたくさん出て、世の中がおかしくなっちゃっている。短冊に願いを込めて、少しでも穏やかな気持ちになれば」と話した。
七夕飾りは今月11日まで。短冊は最終日、桃園通りの中野不動善成寺でおたきあげを行う。