暑さ対策の打ち水イベント「打ち水の夕べ」が8月27日、中野駅南口の桃園通り(中野区中野3)で開催される。主催は桃園商店街(実業桃光会)。
(関連フォト)「打ち水の夕べ」の打ち水は2回行う(昨年の様子)
暑さ対策として行う「打ち水」は日本の夏の風物詩と位置付け、クーラーや扇風機が無い時代でも、家の軒先や庭に水をまくことで快適な夏を過ごしてきたことや、家に来客があるときは玄関に打ち水をして「おもてなし」の心を表す意味もあるという。コロナ禍の影響で同商店街では3年ぶりの開催となる。
同商店街のメインストリートとなる桃園通りの一部を16時から21時まで通行止めにし、かわなべデンキ前で16時30分と17時30分に2回の打ち水イベントを行うほか、テイクアウトの屋台なども登場する。打ち水の参加者には先着でラムネ(1回目)やビール(2回目)を進呈する。
「フラワーショップ花月」店主で同商店街の渡辺明恵会長は「前回、小さな子どもたちや家族連れに人気だったが、今回は規模を縮小しての開催となる。商店街のメンバー一同で作り上げたイベント。しっかりとコロナ対策をしてお待ちしているので、ぜひ楽しんでほしい」と話す。
開催時間は16時~20時ごろ。雨天順延(8月28日の同時刻)。