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中野駅南口に「串揚げ このは」 市ケ谷から移転、変わり種串売りに

店主お薦め「きゅうりの海苔パン粉 いくらがけ」(220円)

店主お薦め「きゅうりの海苔パン粉 いくらがけ」(220円)

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 串揚げと一品料理「串揚げ このは」(中野区中野2、TEL 03-4363-9231)が8月1日、JR中野駅南口「ファミリーロード」にオープンした。

(関連フォト)女将の伊藤彩香さん(左)と店主の伊藤享司郎さん

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 店主は市ケ谷で野菜と揚げ物の店を営んでいたという伊藤享司郎さん。享司郎さんによると、宴会が行えるような比較的大きな店舗で経営は順調だったが、コロナの影響で宴会ができなくなり、閉めざるを得なくなったという。妻で女将(おかみ)の彩香さんと共に店の規模や提供メニューなどを再考し、自宅の近くに夫婦で切り盛りできる、客席に目が届くサイズの店舗を探していたところ、この場所にたどり着いたという。席数は、カウンター10席、テーブル4席。

 串揚げメニューは、肉・野菜・海鮮など定番の串から旬の味覚の串までを店主にお任せで揚げたてを一本一本提供する「おまかせメニュー」など。価格は、6種=1,089円、9種=1,633円、12種=2,178円、15種=2,722円、18種=3,267円)。単品でも用意する串揚げメニューは「新生姜(しょうが)串」「山芋」「エリンギ」「マッシュルーム」「うずらのたまご タルタル乗せ」「にんにく 甘味噌(みそ)乗せ」(以上、154円)、「鶏ささみ」「ハムかつと大葉」「肉巻きたまねぎ」「合鴨スモークと長葱(ねぎ)」「合鴨スモークとチーズ」(以上、176円)、「丸ごとアスパラ」「鶏ささみ 梅巻き」「国産豚ロース」「豚しゃぶロースの重ね しょうが」「キスと大葉」(以上、198円)、「海老(えび)」「ホタテ」(以上、220円)などのほか、「カルボナーラ風 トリュフのオリーブオイル漬け乗せ」(286円)、「きゅうりの海苔(のり)パン粉 いくらがけ」(220円)、「蜂蜜チーズ黒胡椒(こしょう)」(154円)などの変わり種串揚げも用意する。

 一品料理は「自家製ぬか漬け」「ごぼうの浅漬け」「季節のポテトサラダ」「やみつきにんにく」「エリンギのピリ辛メンマ風」「サーモンの塩麹(こうじ)漬け」(以上、330円)など。締めの食事や甘味は、「冷やし讃岐うどん」(429円)、「雑穀米のTKG サクサク醤油(しょうゆ)がけ」(539円)、「貝汁」(330円)、「し漆黒のバニラアイス」(385円)。テーブルチャージは500円。お通しには小鉢3点セット、食べ放題のキャベツが付く。

 享司郎さんは「コロナでこのような形に変わったが、お客さまの近くで料理ができることに喜びを感じている。ちょうどいい距離感を保ちながら、ふらっと気軽に立ち寄れるようなお店にできたら」と話す。「しばらくしたらランチも始める予定なのでお楽しみに」とも。

 営業時間は17時~23時。日曜・祝日定休。

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