東京フィルハーモニー交響楽団(管弦楽)が10月1日、なかのZERO大ホール(中野区中野2)でフレッシュ名曲コンサート「展覧会の絵」を開く。
1911(明治44)年に創立し、日本で最も長い歴史を持ち、160人以上のメンバーで構成される同オーケストラ。メディアから作曲まで多方面で活動している中野区出身のの指揮者・和田一樹さん、第19回「東京音楽コンクール」弦楽部門第1位のバイオリニスト・福田麻子さんを迎えて開く。
予定曲は「グリンカ/歌劇『ルスランとリュドミラ』序曲」、「チャイコフスキー/ヴァイオリン協奏曲ニ長調作品35」、「ムソルグスキー(ラヴェル編曲)/組曲『展覧会の絵』」を予定する。
和田さんは「ムソルグスキーの作曲したピアノ曲『展覧会の絵』は多くの作曲家に愛され、オーケストラに編曲されたが、中でも有名なのはラヴェル編曲版。あの有名なトランペットの冒頭やテレビでも多く流れる『キエフの大門』などが、私たちの心をつかんで離さない。会場でお待ちしている」と話す。
14時開演。チケットは全席指定で、1階席=4,400円、2階席=3,400円、ホールメイト会員価格も用意する。なかのZEROチケットセンター(TEL 03-3382-9990)で販売している。