JR中野駅構内で2月25日、「中野まるごと撮影・体験・探検ツアー」が開催される。主催は中野電車区・中野車掌区・中野駅・新宿工事区。
JR東日本と中野区との間で締結した協定に基づき、2017(平成29)年12月から進めている中野駅西側南北通路・橋上駅舎等事業。中野駅西口改札や駅ビル、中野3丁目と中野4丁目とを結ぶ西口改札前の南北通路、中野駅の新駅ビルや南北の駅前広場(新北口駅前広場と桃園広場)など、事業は多岐にわたり、南北通路・橋上駅舎については2026年に完成し開業する予定。
同ツアーでは、その工事エリアに特別に「潜入」し、工事担当の新宿工事区社員から説明を受けたり、昨年12月より走行している中央・総武線各駅停車鉄道開業150年ヘッドマーク付き車両を撮影したりできるほか、中野電車区構内の中野車掌区ブースでは実際の車両を用いてドア開閉や車内放送が体験できる。
宍田孝明中野駅長は「このイベントは社員の発意で生まれたもの。普段は入れない工事現場に潜入できたり、車両を上からのぞき込めたりするなど、特別な撮影や体験、探検ができるので、ぜひ参加いただきたい」と話す。
開催は9時10分~と11時50分~の2回で、各回約4時間を予定。希望者は、いずれかを選んで申し込む。対象年齢は18歳以上、参加費は2万円。定員は各回25人。申し込み期限は2月21日14時(定員になり次第終了)。