西武新宿線野方駅周辺で3月30日、「ジョーク貼り紙」を店頭などに貼り出すイベント「エイプリルフールde街おこし」が始まった。主催は野方商店街振興組合。
(関連フォト)「支那そば あまちゃん」2023年「ジョーク貼り紙」
「エープリルフールにクスッと笑えるジョークの貼り紙で、街を楽しく活性化する」がコンセプトの同イベント。2015(平成27)年にストリートデザイン研究機構の有志たちのアイデアから生まれ、開催は今回で9回目。東京都の商店街グランプリで特別表彰を受けるなど、今では名物イベントに成長した。統一フォーマットの紙に書いたジョークをエープリルフール当日に店頭などに掲出する。
今年のジョーク貼り紙は、日本が優勝したワールド・ベースボール・クラシック(WBC)や西武新宿線の連続立体交差事業などに関するジョーク、世界平和を願うジョークなどを中心に、約30カ所でジョーク貼り紙を掲出しているほか、データ入稿で自分で印刷して参加している同商店街以外の参加者が20ほどあるという。
現在店舗を工事している「カフェリーゾ」は「西武新宿線の地下化に伴い、新野方駅建設中」、「支那そば あまちゃん」は「ヌートバー選手来店記念で『支那そば たっちゃん』に店名を変更します。コショウはペッパーミルになりました」、野方商店街振興組合の榎本雅則代表理事の「榎本ガラス店」は「この時期に限り仕事も密です」、ご当地ヒーロー「サブカル営業旋士ブローノヴァ」は「ワルモノを全滅させるため『世界征服』始めました」など。
掲出期間は店によって異なる。