70匹のこいのぼりが飾られる「こいのぼりパーク」が4月29日、東中野区民活動センター(中野区東中野5)のある「おかのうえ公園」で始まる。
東中野おかのうえ公園にこいのぼり群 こい空の下で小滝町会総会やマルシェも
旧東中野小学校跡地が2018(平成30)年11月に区民活動センターや公園として整備された同所では、それ以前の2008(平成20)年からイベント「コイフェス」が開催されていた。コイフェスでは毎年、おはやしや太鼓、地元のパフォーマーによる歌や劇、竹とんぼの工作など、さまざまなイベントを展開してきた。コロナ禍で1度は開催を見送ったものの、一昨年と昨年は運営委員会(=おかのうえデスク)と小滝町会の有志でこいのぼりの展示だけを行った。今年もこいのぼりの展示のみとなるため、イベント名を「コイフェス」ではなく「こいのぼりパーク」とした。
同町会では5月7日、「こい空の下で『おかのうえテーブル(=町会総会)』」「おかのうえマルシェ」を開催。同町会の岸哲也町会長は「公園にはたくさんのこいのぼりが泳いでいる。こいの泳ぐ大空(=こい空)の下で昨年から町会総会を開き始めた。総会では一つのテーブルについてフラットに話してもらおうと思い、おかのうえテーブルと名付けた」という。マルシェでは地元の店が「焼き菓子」「自家焙煎(ばいせん)アイスコーヒー」「季節のクッキー」「無添加ドライフルーツ」などを提供し、「中野ハイボール」がライブも開く。
岸さんは「テーブルの周りでは、街の仲間たちが店を開いたり、演奏したり、のんびりとした自由な雰囲気を作ってくれるので、ぜひ参加してほしい」と話す。
「こいのぼりパーク」は5月8日まで。