写真家・田中昭史さん写真展「秩父風景-祭り日」が5月6日、中野の「ギャラリー冬青」(中野区中央5、TEL 03-3380-7123)で始まった。
(関連フォト)「ギャラリー冬青」エントランスから写真展の会場を望む
田中さんは1948(昭和43)年、埼玉県秩父市生まれ。1971(昭和46)年、信州大学卒業。1976(昭和51年、東京綜合写真専門学校卒業。1997(平成9)年には「多摩景」、1998(平成10)年には「秩父巡礼行1990-1998」の個展を開くなど日本国内や韓国、米国で活動している。今回の個展は4月10日に刊行した写真集「秩父風景」(同)の出版記念で、モノクロ(11×14インチ)の作品27点を展示している。
秩父出身という田中さんは「秩父の撮影は1973(昭和48)年の写真学校への入学をきっかけに始めた。2年後の卒業制作で秩父をテーマに選んで以来、秩父通いはすでに150回を超えた。今回展示する作品は1988(平成元)年から2015(平成27)年にかけて撮影した祭りの日を中心としたスナップ」と話す。
開廊時間は11時~19時。日曜・月曜・祝日休廊。5月27日まで。