企画展「Yes!農!育てる、食べる。中野の農業」が6月6日、山崎記念中野区立歴史民俗資料館(通称=れきみん、中野区江古田4、TEL 03-3319-9221)1階特別展示室で始まった。
(関連フォト)企画展「Yes!農!育てる、食べる。中野の農業」
主に近世以降の中野の農業事情、農具、農業にまつわる信仰などを取り上げた企画展。中野が江戸時代から、近郊農村の農産物を集めたり加工したりして江戸に送っていたこと、特に淀橋からの青梅街道周辺でそばや小麦の製粉業、みそやしょうゆなどの醸造業が多く営まれていたことにスポットを当て、「稲の伝播(でんぱ)」「青梅街道と食」「近代の産業と作物普及」「農具と農村風景」「信仰・祭礼」「失われていく農地」とカテゴリー分けをして資料などを展示。会場の中央には四本くわや除草機、おけや唐みの、野菜かごや足踏み脱穀機、石臼や洗米機など農具なども展示している。
開催時間は9時~17時。月曜、第3日曜休館。入館無料。7月30日まで。