沖縄エイサー踊りの披露を中心に据えるイベント「中野チャンプルーフェスタ(通称=チャンフェス)2023」が7月15日・16日、中野サンプラザ前広場(中野区中野4)や中野区役所前など中野駅北口周辺で開催される。主催は中野北口昭和新道商店街(中野5)。
同イベントは2005(平成17)年に始まり今年で19回目。中野区と沖縄の関係は長く、1970(昭和45)年に中野区青少年課の委託による「沖縄郷土の家」が開設されたことに始まるという。中野区内の沖縄料理店は20を超え、特に中野駅北口に集中していることや、真南風エイサーや新道エイサーなど4つのエイサー団体があるなど、沖縄文化が根付いているという。
会場は、ステージイベントや屋台村を展開するメイン会場の中野サンプラザ前、中野区役所前、JR中野駅北口改札前広場、中野四季の森公園北側道路、昭和新道など中野駅北口商店街など。メイン会場のMCは宮川たま子さんと外間愛彩さんが務める。
メイン会場では、喜納昌吉さんがライブを開く。喜納さんは沖縄県コザ市が生んだレジェンド・ミュージシャンという。昨年も出演を予定していたが、諸事情で中止となっていた。関東近辺の沖縄伝統エイサーらも演舞などを行う。
チャンフェスの聖地とされる「昭和新道」とその周辺では、エイサーの練り歩き「道じゅねー」を行うほか、最終日の14時30分から15時50分の間に限り、中野四季の森公園北側道路でも初めて「道じゅねー」を行う。
実行委員長の長谷部智明さんは「来年にはなくなる『中野サンプラザ』の下で始まって今年で19回目の当イベントでは毎年、海の日の前の2日間、前面の広場が沖縄になる暑くて熱い祭り。歌い踊った過去の出演者は延べ1万人を超える。ずっと見守ってくれたサンプラザに感謝を込めて最高のパフォーマンスをお届けする」と話す。「ありがとう中野サンプラザ」とも。
開催時間は11時30分~20時。雨天決行、荒天中止。