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観光協会が中野区全域「つけ麺マップ」 つけ麺発祥の地として80店を掲載

制作の中心メンバーで、中野区観光協会の山本真梨子常任理事(中央)と橋本正太郎理事(左)、コラムを担当した中野経済新聞の杉山司編集長(右)

制作の中心メンバーで、中野区観光協会の山本真梨子常任理事(中央)と橋本正太郎理事(左)、コラムを担当した中野経済新聞の杉山司編集長(右)

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 中野区全域の「つけ麺」提供店が対象の「中野つけ麺MAP」が完成し、6月19日、中野駅や中野サンプラザなどに中野区観光協会(中野区中央3)が設けたラックへの配布が始まった。

(関連フォト)80店を紹介する「中野つけ麺MAP」

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 同協会の役員やボランティアメンバーが2019(平成31)年に作成した「中野ラーメンMAP」の在庫がなくなり改定した新マップ。改訂では、中野区が「つけ麺発祥の地」であることから「つけ麺」限定で制作した。つけ麺専門店をはじめ、ラーメン店や町中華など、同区内全域の「つけ麺」を提供している店を業態を問わずピックアップしている。中華麺を使っていることを定義とし、日本そばのつゆをそのまま使っている店は除いた。区内を「鷺ノ宮駅・都立家政駅・富士見台駅・下井草駅」「野方駅」「沼袋駅・新江古田駅」「新井薬師前駅」「中野駅」「東中野駅」「中野坂上駅・新中野駅・中野新橋駅・中野富士見町駅・笹塚駅」と各駅を中心とする7エリアに分けている。

 つけ麺を紹介するほか、17者が麺を推薦するコーナーも設けた。推薦は、編集者の箕輪厚介さんと漫画原作者の猪原賽さん、演劇ユニット「あさゆ」、ロックユニット「Benlou(ベンルー)」、ミュージシャンのハリケーン☆サリーさん、ギターとバイオリンユニット「soLi」、2020年にメジャーデビューした「ザ・リーサルウェポンズ」、STARDOM所属のプロレスラーで月山和香さん、日本舞踊の花柳寿之吉さん、中野まちのエンガワ、プロジェクトの鈴木律子さん、専門学校生の野口普義さん、音楽酒場店主の狩野葉蔵さん、同区内で活動する劇団おひさま冒険団、画家の青山幸代さん、酒井直人中野区長、橋本正太郎理事が担当した。

 コラムでは、麺彩房中野本店(新井3)が「つけ麺の食べ方」について解説。元区民の濱林伸匡さんが「新井薬師 伝説のつけ麺」について語り、中野経済新聞の杉山司編集長も「つけ麺の歴史」を担当したほか、一昨年まんだらけ(中野5)の社員食堂で行われた「栄楽つけそば 復刻プロジェクト」も紹介する。

 制作は今回も同協会とボランティアメンバーが行った。同協会の山本真梨子常任理事、橋本理事を中心に、酒井区長のほか同区職員、区内在住・在勤・在学者など55人が参画。山本常任理事は「つけ麺提供店の情報を持ち寄るなどして、昨年6月から対象となる約140店に取材を申し込んだ」と振り返る。

 橋本理事によると、掲載を了承してくれた店は80店、掲載を辞退した店は32店、取材期間中に閉店・休業した店は21店、定義したつけ麺ではなかった店は7店。マップ掲載店は約80店とできる限りの数となった。「手分けして食べながら、外観や店内、メニューを撮影。だしやスープ、麺などの情報も提供してもらった」と山本常任理事。「ボランティアメンバーの手弁当で進めたが、個性が強い人や、つけ麺への思い入れが強い人がいるなど、本当に大変な思いをしながら、約1年かけて完成にこぎ着けた。みんなでいいものを作ろうとこだわって進めてきたので、いい出来栄えだと自信を持って言える。最寄りの駅や施設などで見つけたら、ぜひ手に取って、中野の誇るつけ麺を食べ歩いてほしい」と呼びかける。橋本理事は「中野ブロードウェイや中野サンプラザに負けない各地域のパワーに気付いてもらうきっかけとなれば」と期待を寄せる。

 今後は、掲載店への掲載店ロゴシールを配布するほか、ウェブマップ上でのコンテンツ充実などを図る。

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