「与論島お肉食堂aman（アマン）」（中野区中野5）が中野駅北口・昭和新道商店街にリニューアルオープンして、7月14日で2カ月がたった。

（関連フォト）店主お薦めのランチメニュー「与論島黒毛和牛ローストビーフ」

　与論島出身の沖隆寿さんが沖縄料理店として2009（平成21）年4月にオープンした同店。沖さんは与論島で畜産されている牛に着目して立ち上げた「ヨロンアイランドビーフ」という与論島のブランド牛を中心とした料理の提供や東京を中心としたブランドの浸透などを目的に5月、店をリニューアルした。

　沖さんは「与論島で育った子牛は松坂牛などのブランド牛肉の産地に出荷していたが、素晴らしく上質に育った牛をブランド牛として直接消費者に届けたいとブランドを立ち上げ、当店をアンテナショップ的にリニューアルした」と話す。席数は1階カウンター＝8席。2階は予約制で10人程度のグループに提供する。

　ランチメニューは「与論島黒毛和牛ローストビーフ」（単品＝1,300円、ライス・サラダ・もずくスープセット＝1,500円）など。沖さんによると、特に上質な霜降りの部位でランプを使ったローストビーフで、特製だれに漬け込んで仕上げているという。焼肉炒めやスパイスカレーなども用意する。

　ディナーメニューは、与論島黒毛和牛「サーロインステーキ（ハーフ）」（1,250円）、同「焼肉野菜炒め」（1,050円）、同「ランプローストビーフ（ハーフ）」（780円）、同「モツ煮込み」（450円）などを用意する。同「和牛タコス（1ピース＝480円、2ピース＝890円）や、ゴーヤーチャンプルー（680円）、スーパーフード「モリンガ」を使った「冷やしモリンガ麺」（780円）なども提供する。

　ドリンクメニューは、ビール類、ナチュラルワイン（赤・白・ロゼ）、シークワーサーサワーなどのサワー類、与論島黒糖焼酎、芋焼酎、泡盛などのほか、「ヨロンコークハイ」「ヨロンラムコーラ」「マリブアップル」「amanトロピカルスペシャル」「amanヨロンスペシャル」などのオリジナルカクテルや、「島ラムネ」「ヨロンブルーサイダー」「グァバジュース」などのソフトドリンクも用意する。

　沖さんは「島で農家や牛と過ごしいろいろと考えてのリニューアル。ヨロンアイランドビーフの素晴らしさを多くの人に知ってもらい、中野に居ながら沖縄や与論島に思いをはせてほしい。自慢の肉でお待ちする」と話す。

　営業時間は、ランチ＝11時30分～14時30分、ディナー＝18時30分～22時30分。