演劇カンパニー「ノアノオモチャバコ」の新作公演「ノア版 野鴨」が9月6日～9月10日の5日間、中野の小劇場エリア「ポケットスクエア」（中野区中野3）内「劇場HOPE」で上演される。

（関連フォト）「ノアノオモチャバコ」の公演「ノア版 野鴨」ポスター（裏面）

　同公演は「ポケットスクエア」（ザ・ポケット、劇場MOMO、テアトルBONBON、劇場HOPE）で8月21日から9月18日まで開催される「少年社中」「劇団シアターザロケッツ」「東京印」「MCR」「ナミプロ」「10・Quatre」「青春事情」「失恋小町 by プリエール」「劇団芝居屋」「ムシラセ」「ゲキバカ」「E-Stage Topia」「SFIDA ENTERTAINMENT」と同演劇カンパニーの14団体が参加する演劇フェスティバル「ぽけふぇす」の一環。

　同演劇カンパニーは脚本家で演出家の寺戸隆之さんが上智大学在学中に旗揚げ。2006（平成18）年から俳優やダンサーを構成メンバーに加え、活動を開始した。東京を拠点に、創作戯曲の上演や日本・海外戯曲のリ・クリエーションを手がけている。今回の公演は元窃盗団の2人を巡って「正義と真実or目の前の幸福 理想の人生を送るために追求するのはどっちだ？」と題して「真の幸福とは何かを問う物語」という。

　出演は、真坂雅さん、眞庭美和さん（以上、ノアノオモチャバコ）、丹羽隆博さん（希望の星）、寿春歌さん、岡野大生さん、森口美香さん、北川雅一さん、廣瀬正仁さん、山中りさ子さん、小麦さん、キムライヅミさん、飯川和彦さん、橋本真衣さんで、脚本・演出は寺戸さんが務める。

　「小劇場というお客さまと演者がその全てを共有できる空間で、『真の幸福』とは何かという人にとって永遠の問いをお客さまと共に思考し、答えを探し求められれば幸い」と寺戸さん。真坂さんは「ぜひ劇場に足を運んでほしい」と呼びかける。

　開始時間は日によって異なる。チケットは全席指定で、価格は、前売り券＝3,800円、当日券＝4,500円、U25割＝3,000円など。固定カメラで撮影した映像を後日配信するアーカイブチケットも用意する。