鷺宮エリア介護ネットワーク(中野区白鷺1)が11月8日、「介護の日」に合わせて制作した介護啓発ポスターが完成したことを酒井直人中野区長へ報告した。
(関連フォト)「ケアと共に駆け抜ける青春」をテーマにした今回のポスター
同ネットワークは、11月11日の「介護の日」に合わせて毎年作成しており、今回は第4弾。同ネットワークのスタッフが有名な映画やテレビ番組などをモチーフに企画し、ポスターへ自ら出演するほか、制作も手がける。区内全域の掲示板に貼られた奇抜な発想の介護啓発ポスターが毎年、話題を集めている。
これまでのポスターは、魔法使いがテーマの洋画を連想させる「ハッピーサポーター」、日本のテレビ番組をヒントにした「必察介護人」「集まれ介護の森」。今回は「ケアとともに駆け抜ける青春」をキャッチコピーとしたポスター「サインはC」をお披露目した。ポスターには同ネットワークのスタッフのほか、酒井直人中野区長や帝京平成大学(中野4)薬学部の小原道子教授も登場している。
報告を受け、酒井区長は「誰もが自分らしくいきいきと生活できるまちを目指して、これからも地域の皆さまや各団体と協力し合って、この分野の支援に引き続き取り組んでいきたい」と話した。
同ネットワーク代表の白岩裕子さんは「介護や認知症のことをより多くの人に知っていただくため、皆でいろいろなアイデアを出し合ってポスターを考えている。このポスターで少しでも興味を持っていただき、地域で支えられる社会を作っていけたら」と話す。
ポスターは順次、中野区内の掲示板などに掲出予定。