自主制作出版物「何者からかの手紙」の販売が1月12日、中野ブロードウェイ(中野区中野5)3階の書店「タコシェ」で始まった。
(関連フォト)郵便ポストに入れられている「何者からかの手紙」
同店では、最初の封筒「火星人からの手紙」(165円)が2012(平成24)年に登場し、毎年ラインアップが増えて2016(平成28)年には50種類に到達。今年は約70種類に及ぶ。宛名は「調査員からの手紙」「パンダからの手紙」「恐竜からの手紙」「インスタントカメラからの手紙」「弁解状」などで、わら半紙4枚~5枚程度で1話完結の物語が入っている封筒となっている。
店主の中山亜弓さんは「この手紙は年々少しずつ種類が増えて、書店に限らず各地のユニークな店に置かれるようになった。手紙から派生した小冊子も時々出版されている。手紙を手にした人だけがワクワクできる不思議な物語を、ぜひ老若男女で楽しんでほしい」と話す。
営業時間は12時~20時。水曜定休。なくなり次第終了。