ドキュメンタリー映画「その鼓動に耳をあてよ」の上映が1月27日、映画館「ポレポレ東中野」(中野区東中野4)で始まる。
映画「人生フルーツ」「さよならテレビ」などで知られる東海テレビドキュメンタリー劇場の第15弾。全国屈指の荷揚げ量を誇る名古屋港から北へ3キロほどの場所にある名古屋掖済会(えきさいかい)病院。そのER(救命救急センター)は、救急車の受け入れ台数が年間1万台と言われ、愛知県内で一番多いという。24時間365日さまざまな患者が運び込まれてくる。耳の中に虫がいると泣き叫ぶ子ども、脚に釘が刺さった大工職人、自死を図った人など。同作品は「断らない救急」をモットーにしている同ERを追ったドキュメンタリー。
監督は同作品が初監督作品となった同局2012(平成24)年入社の足立拓朗さん。プロデューサーは同局「ヤクザと憲法」「さよならテレビ」の阿武野勝彦さんと土方宏史さん。音楽は和田貴史さん、音楽プロデューサーは岡田こずえさん、撮影は村田敦崇さん、音声は栗栖睦巳さん、音響効果は宿野祐さん、編集は髙見順さんが担当した。
1月末までは、11時30分と15時30分から1日2回上映。初日は上映後に監督らの舞台あいさつを予定。