![山谷佑介さんの作品](https://images.keizai.biz/nakano_keizai/headline/1707170183_photo.jpg)
山谷佑介さん写真展「ONSEN」が2月7日、廃業した写真館をリノベーションしたギャラリー&バー「スタジオ35分」(中野区上高田5)で始まる。
山谷さんは1985(昭和60)年、新潟県生まれ。2013(平成25)年に初写真集「Tsugi no yoru e」を自費刊行。近年の展示に「第14回恵比寿映像祭」(2022年)、個展「KAIKOO」(2021年)、「VOCA展 2021」(2021年)など。 写真集・モノグラフに「ground」「RAMA LAMA DING DONG」「Into the Light」「Doors」など。同展は、温泉を題材にした最新作「ONSEN I」から。
ギャラリー店主の酒航太さんは「山谷さんは作品のモチーフや方法を変化させながらも常に自身やその周辺をむき出しにしながら、現在まで突っ走っている。そんな彼が温泉をテーマにした作品集を昨年、出版した。温泉と言うと『いい湯だな~』みたいなものを想像してしまうのだが、山谷さんたちが向かうのは自然のままにあるワイルドな温泉。地中より吹き出すエネルギーと、その地上を全裸で歩く人間たち。時空を旅するように写された『ONSEN』のシリーズから厳選したオリジナルプリントを展示する」と話す。
開催時間は16時~22時。日曜・月曜・火曜休催。要1ドリンクオーダー。2月10日18時からはレセプションを予定。3月2日まで。