「路地裏bookshelf」アーティストのmonde(モンデ)さんの個展「本棚の中の路地裏」が4月26日から、中野ブロードウェイ(中野区中野5)4階のアートギャラリー「Gallery リトルハイ」(TEL 050-3597-7222)で開かれる。
mondeさんは1976(昭和51)年、東京都中野区生まれ。桑沢デザイン研究所卒業後、玩具企画会社のデザイナーとして働いていた。現在は平面作品の制作会社でCGイラストデザインを行う傍ら、個人の創作活動として独特のアート作品を制作。2011(平成23)年からグループ展「ART-PAL」「モノの動物園」などで新作を発表する。主に、生まれ育った「東京」をモチーフに平面から立体までさまざまな作品を制作。2017(平成29)年に制作した「路地裏BOOKSHELF」がツイッターで大きな反響を呼ぶ。同展では約30点を展示・販売する
同ギャラリー代表の小高均さんは「本棚の隙間の温かい光に導かれて中をのぞきこむと路地裏が。そこには家の裏口や窓や室外機が見え、敷石はどこまでも奥へと続いていくよう。それはまるでタイムスリップしたような懐かしい昭和の風景。そのモチーフは昭和の路地裏などの日本の風景にとどまらず、美しいパリのカフェやにぎやかなニューヨークのストリート、妖しい香港の街並みや優雅なベネチアの水路、時には不思議の国のアリスの世界まで。なぜか心引かれついのぞきたくなる狭い路地裏。居心地良く癒やされるその本棚の中の隙間をのぞきながらすてきな旅に出てほしい」と話す。
開催時間は12時~19時(最終日は17時まで)。入場無料。5月1日と水曜休廊。5月6日まで。