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中野の男性劇団「スタジオライフ」が初の一人芝居「アダムとイヴの日記」

一人芝居を演じる曽世海司さん(左)、藤原啓児さん(中央)、笠原浩夫さん(右)

一人芝居を演じる曽世海司さん(左)、藤原啓児さん(中央)、笠原浩夫さん(右)

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 俳優が男性だけの劇団スタジオライフが7月3日から、本拠地「ウエストエンドスタジオ」(中野区新井5)で「アダムとイヴの日記」を上演する。

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 マーク・トウェイン原作の同作品。脚本・演出は倉田淳さんが務め、出演者は笠原浩夫さん、曽世海司さん、藤原啓児さんが、それぞれ主人公のアダムを一人で演じる。倉田さんによると「来年劇団旗揚げ40周年となるが、一人芝居で演じるのは初めて。一見、愚かとも思える言動を重ねながら愛の深淵(しんえん)へとたどり着いてゆく日記、面白く楽しいのに深い作品」という。

 ストーリーは以下。気が付いたら、この世で生きていたアダム、そしていつの間にかアダムの傍らに存在していたイヴ。2人の周りには未知なるものが多すぎて、毎日が発見と試行錯誤の連続。そして、アダムにとって理解を超えた存在だったイヴ。アダムはおしゃべりなイヴにへきえきし、何度もエデンの園からの逃亡を企てる。が、その度に見つかって2人の距離は近づいていく。やがて訪れる失楽園の日。2人が失ったものと得たものは何だったのか。すれ違いながら互いへの理解を深めていく2人の日々を、アダムの視点から描いている。

 倉田さんは「気付けば一緒に芝居に取り組んで四半世紀を過ぎている3人、キャリアは十分。『一人芝居に挑戦!』と意気込んでくれている。それぞれが、それぞれの味を出してくれると確信している」と話す。公演は全8回で、上演中に写真の撮影ができる回、終演後に「深掘りトークショー」のある回、出演者と倉田さんによるミニトークのある回を用意している。

 上演時間は日によって異なる。料金は、一般=5,500円、学生=3,000円、高校生以下=2,500円。7月7日まで。

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