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ファビオ・ランボルギーニさんブランドのシューズ 中野の介護企業が展開へ

陳列されたFLライセンスのオリジナルシューズと梅若能楽学院会館の能舞台

陳列されたFLライセンスのオリジナルシューズと梅若能楽学院会館の能舞台

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 居宅介護支援や訪問介護などを事業領域としているアスモ(中野区新井1)が11月13日、梅若能楽学院会館(東中野2)でイタリア人実業家ファビオ・ランボルギーニさんの名を冠したブランド「FL」のライセンス取得に伴い、オリジナルシューズのローンチ記念レセプションパーティーを開催した。

(関連フォト)アスモ花堂浩一社長(右)とファビオ・ランボルギーニさん(中央)

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 同社社長の花堂浩一さんは「FLのライセンス管理会社のアジア担当者との出会いにより、3年ほど前にイタリアを訪れランボルギーニさんと出会い、人柄に引かれ、結果、このような現在の形が生まれた」という。冒頭のあいさつで、花堂さんは「なぜ介護の会社が?と不思議がられると思うが、現場で仕事をしていた2003年のある日、介護利用者の自宅に行くとトイレ脇で倒れて亡くなっているという経験をした。以来、介護は必要だが、高齢者に元気になってもらいたい、介護がない世界をつくることが一番であると心に決めて、さまざまな事業を進めてきた。今回はシューズを開発した」と話す。

 続いて、ランボルギーニさんがあいさつした。「私の名字はビジョンと革新の具体例によって企業シーンに深い足跡を残してきた一族と伝統というユニークな物語を象徴している。花堂さんとのコラボレーションは、FLを新たな次元へと導くものであり、ラグジュアリーとウェルビーングのバランスの良さで、既に日本でも高い評価を得ているこのシューズとともに、さらなる一歩を踏み出すもの」

 FLブランドのライセンス管理会社のガブリエル社長、元国土交通大臣の太田昭宏さん、レコードレンタル友&愛などの創業者・牛久保洋次さんのあいさつがあり、元高知県知事の橋本大二郎さんが乾杯の音頭を取った。商品説明、歓談パーティー、マジック披露などを経て、レセプションパーティーはお開きとなった。

 オリジナルシューズの名称は「LUXTH(ラグス)」。イタリア製の革を使い、一人一人の足の形を計測して作成するオーダーメードソールが特徴。カラーバリエーションは5種類で、青や赤、白や緑を組み合わせた2色または3色で構成する。価格帯、販売ルートなどはアスモのウェブサイトなどで発表する。

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