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東中野の能楽堂で「はじめての能」 「船弁慶」題材に子どもたちを無料招待

梅若能楽学院会館での「船弁慶」

梅若能楽学院会館での「船弁慶」

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 東中野の梅若能楽学院会館(中野区東中野2、TEL 03-3363-7748)で2月24日、「はじめての能-Let’s get to know Noh-」が開催される。

(関連フォト)「はじめての能-Let’s get to know Noh-」ポスター

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 文化庁の「劇場・音楽堂等における子供舞台芸術鑑賞体験支援事業」の一環で開催する同イベント。日本の文化のつながりを知ることを目的とし、小中高生を対象に、奈良朝の橘諸兄に始まった梅若家「梅若会」の本拠地である同能楽堂で、能楽を見たことがない子どもたちに対して伝統芸能である「能」の魅力を伝え、体験してもらうことを目的としている。

 1部では、初めて「能」を見る人たちにも楽しめるよう、演目を紹介し、「能とは何か」を伝えるとともに、使用する装束などのレクチャーを行う。2部では、人気演目の「船弁慶」を鑑賞し、アフタートークを予定。同演目で出演する後シテ梅若景英さんは21歳で、人間国宝の二世梅若玄祥さんの孫に当たる。

 一般社団法人「梅若実文庫」の梅若幸子代表理事は「いろいろな体験を通して日本文化のつながりや広がりを感じていただき、日本文化の楽しさをより多くの子どもたちに知っていただけたら。子どもでも楽しめるような仕立てで、本格的な舞台を無料で見られるチャンスなので、ぜひ」、景英さんは「自分と年の近い若い人たちが能を初めて見る機会として、ぜひ楽しんでほしい」と、それぞれ鑑賞を呼びかける。

 14時開演。料金は、一般A席=7,000円、一般B席=5,000円、学生席=3,000円で、小中高生は58人まで無料招待する(同伴者・付き添い者は1人まで半額)。

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