
ミニコンサート付き「まるッとなかオケ説明会」が6月14日、中野区役所1階「ナカノバ」で開催される。主催はなかのユースオーケストラ事務局。
「なかオケ」とは、プロのミュージシャンと子どもたちで構成される「なかのユースオーケストラ」の略称。今回の説明会で参加プレーヤーを募集してプレ始動し、区役所などで練習を重ねて、来年2月11日に「なかオケ」1期生として発表会を行う。プレ始動メンバーの募集は、バイオリン、ビオラ、チェロ、コントラバスの各演奏経験者で、原則として中野区内在住か在学の小学3年~高校3年生。講師は、バイオリニストの藤崎美乃さん・谷口いづみさん・菅野千怜さんらが務める。
当日のイベントでは、「なかオケ」先行プレ始動メンバーの申し込みを受け付けるほか、講師メンバーにチェリストの市寛也さん、メゾソプラノ山田亜寿香さんを加えたミニコンサートや、楽器を持参した参加者の飛び入りセッションなども予定している。
藤崎さんは「中野区初のユースオーケストラが始動! ここ数年、子どもたちの日常に、そしてより身近にクラシック音楽を、という思いから、区内各所でアウトリーチ活動をしてきた。さらに地域に根付いた長期的な展開を目指し「なかオケ」を立ち上げることにした。中野区のみんなで作り上げるオーケストラを目指している。現役で活躍するプロの演奏家たちが指導し、コンサートでは共演する予定。興味のある方は、ぜひ気軽に参加いただければ」と呼びかける。
開催時間は13時~14時15分。参加無料(要事前申し込み)。