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中野区「シティプロ助成」決定 「託児所銭湯」「子ども漫才」「みんなでクラシック」

(写真左から)事業決定の「ヒャクマンボルト」、藤﨑美乃さん、「わくわくわらっぴー・児童支援」

(写真左から)事業決定の「ヒャクマンボルト」、藤﨑美乃さん、「わくわくわらっぴー・児童支援」

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 中野区が7月1日、2022年度「中野区シティプロモーション事業助成」交付事業の決定をホームページで発表した。

(関連フォト)「中野区シティプロモーション事業助成」の公開プレゼンテーション審査の様子

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 「中野区シティプロモーション」とは、区の魅力の区内外へ発信するとともに、区民の主体的な活動を促進する取り組みなど、まちの活力とイメージアップを目的としている。同助成制度は、中野区基本構想に描く10年後に目指すまちの実現させたいほか新型コロナウイルス感染症の影響が大きい中で、「中野を元気にしたい」「多くの人を笑顔にしたい」と、民間による「文化・芸術・子育て・教育」に関するテーマの事業を募集する。

 助成対象となる事業は、助成対象経費が100万円以上の事業で、助成額は1事業当たり最大100万円。助成総額は合計300万円。助成の割合は助成対象経費の10分の10とする。「区民の文化・芸術・子育て・教育」の促進に寄与する事業に対して助成し、営利・非営利は問わない。

 6月11日には中野区役所7階で、最終審査に残った6団体が最終プレゼンテーションを行った。中野区の職員と、中野区シティプロモーション事業の一つ「ナカノミライプロジェクト」ワークショップ参加の関東バス、西武信用金庫、新渡戸文化学園、JR中野駅、丸井グループ、三井住友信託銀行中野支店、矢野経済研究所、友和(Yuwa Group)の区内8企業がオブザーバーとして参加し、最終プレゼンテーションの各事業への質問や助言などを行った。点数制で採点をし、7月1日に中野区ホームページで決定した事業者や事業内容を発表した。

 採択されたのは3事業。1つ目はヒャクマンボルト社の松本湯(東中野5)の座敷スペースに仮設の託児所を設置して子どもを預かり、親がゆっくり銭湯を楽しめるという「託児所銭湯」。2つ目は一般社団法人わくわくわらっぴー・児童支援」によるプロの芸人が区内小中学生に漫才を直接指導し、コンテストで競い合うという「中野区子ども漫才Only-1コンテスト」。3つ目は藤崎美乃さんの園児や児童を対象にプロのヴァイオリニストたちが音楽をより身近に感じてもらうためのアウトリーチコンサートを実施する「みんなで楽しくクラシック」。いずれも中野区としての目標寄付額は100万円となっている。

 事業の一つ「みんなで楽しくクラシック」を企画した藤崎さんは「地元中野でコンサートを開催できることになり、大変うれしく思っている。音楽を通して今後も長く、区民のみなさまが楽しさや喜びを共有できる土台を作っていけるよう、充実したステージをつくり上げたい。子どもたちに楽器に触れてもらう機会も作りたい」と話した。

 「託児所銭湯」を企画し、自らを「銭湯神(せんとうしん)」と名乗るヨッピーさんは「なんでわざわざ子どもを預けて銭湯にと思う人もいるかもしれないが、ひとり親世帯には子どもが生まれてからずっと、ゆっくり風呂に入れていないという母親や父親もいる。たまの息抜きで大きなお風呂に入り、リフレッシュすることも大事じゃないかと思ったので企画した」と話した。

 採択されたイベントの実施予定は、「みんなで楽しくクラシック」=8月ごろ、「託児所銭湯」=9月ごろ、「子ども漫才」=10月ごろ。

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