暮らす・働く

中野区の魅力を区内外へ発信する「中野区シティプロモーション事業」の募集開始

キャッチコピーは「中野で夢、叶う。」

キャッチコピーは「中野で夢、叶う。」

  • 14

  •  

 中野区は4月20日、2021年度「中野区シティプロモーション事業助成」への申請事業の募集を始めた。

(関連フォト)中野区シティプロモーション助成事業ポスター

[広告]

 「中野区シティプロモーション」とは、区の魅力の区内外へ発信するとともに、区民の主体的な活動を促進する取り組みなど、まちの活力とイメージアップを目的としている。同助成制度は、中野区基本構想に描く10年後に目指すまちの実現に向けて、また新型コロナウイルス感染症の影響が大きい中で、「中野を元気にしたい」「多くの人を笑顔にしたい」との思いがあり、民間による文化・芸術・子育て・教育という切り口の魅力ある事業を募集するもの。

 助成対象となる事業は、助成対象経費が100万円以上の事業で、助成額は1事業当たり最大100万円、助成総額は合計300万円を予定し、助成の割合は助成対象経費の10分の10とする。対象経費は人件費、報償費、保険料、需用費、役務費、使用料および賃借料、参加料などで、対象外経費は経常的な団体の運営経費、飲食費、支出の根拠が確認できない経費、社会通念上適切ではない経費。詳しくは「中野区シティプロモーション事業助成申請の手引き」に記載されていて、区民の文化・芸術・子育て・教育の促進に寄与する事業に対して助成し、営利・非営利は問わない。

 区は事業の例として「区民向け演劇ワークショップ」「子ども対象アートペイントワークショップ」「ストリート音楽祭」などを挙げている。事業計画のポイントは、2021年度中(2022年3月31日まで)に実施可能であること、主たる参加者が中野区民であること、主催団体が確実に会場を確保できること、区民にとって新しい価値を創造する事業であること、単なる鑑賞ではなく「ワークショップなど参加型事業」「地域コンサートなどアウトリーチ事業」「参加者の自発的な行動(アクション)を喚起する事業」による能動的な働き掛けのある事業であること。

 「中野区シティプロモーション」の一環で2019年2月に誕生した球体関節人形「中野大好きナカノさん」はツイッターで「ナカノさんの夢は、中野のみんなが笑顔でいられること。あなたの夢も、教えてほしいな」とつぶやいている。

 申請は、中野区役所4階「広聴・広報課シティプロモーション係」に必要書類を直接提出する。6月10日17時まで。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース