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中野・南台に「怖すぎる」お化け屋敷-リタイア続出「絶望ミッションモード」も

お化け屋敷室内イメージ

お化け屋敷室内イメージ

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 「怖すぎる」リアルお化け屋敷「オバケンPremium・マイケルティーTHEリアルお化け屋敷-婆医のハザード-クロニクルズ」(中野区南台5)が9月28日、期間限定でオープンした。

お化け屋敷プロデューサーのマイケルティーさん

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 手掛けたのは東京タワー、東京ドームシティ、八景島シーパラダイスなど、多くのお化け屋敷をプロデュースしたマイケルティーさん。昨年、新潟県十日町市高田町で展開し、わずか4日間で閉鎖し話題となった「リアル廃墟お化け屋敷-婆医のハザード-」のスケールアップバージョンだ。

 同スポットには、閉鎖した新潟のお化け屋敷から運び出されたセット、撮影した内部写真などから室内の一部を復元しつつ、さらにいくつもの新たなギミックを加えながらマイケルティーさんがプロデュースした。実際、この場所の裏には墓地もあり、「リアルすぎる」舞台セット、プロの俳優キャストによるシリアスな演技など、「想像をはるかに超えた」リアルお化け屋敷となっており、日々クリエーターによる実験や改良も重ねているという。

 プロデューサーのマイケルティーさんは「日本と違い、本場アメリカでは月が綺麗な季節にお化け屋敷が盛り上がってくるこの時期、入場者数のみを追い求めない質のいいリッチな体験のできるお化け屋敷を、かつて住んでいた中野に作れたことは大変嬉しい。お化けは一見ネガティブなコンテンツながら、人々を引きつけてやまない。その『魔力』を活かして、周辺地域や商店街を活性化させたい」と意気込む。また、代表でホラープランナーのオバケンさんは、「常識を覆す『ぶっ飛んだ発想』までを随所に取り込み、すぐ近くにある『オバケン本店』と共に、この地を誰もまねできない『お化け屋敷カルチャー』の発信源にしていきたい」と話す。

 取材当日、この場所を目的に千葉から来たカップルの男性は「このお化け屋敷、まじでやばい。リアルすぎて怖かったし、すべての場所から何か出てくるかもという恐怖感から、なかなか足を前に進ませることができなかった」と話した。女性は「本当に怖かったけど、ただ怖いだけじゃなくて、ミッションをクリアできたので楽しかった。また来たいです」と話した。

 オープン初日から10月4日までは「オープニング限定バージョン」のみの営業だったが、5日からは気軽に定番の絶叫お化け屋敷が楽しめる「戦慄(せんりつ)エスケープモード」、攻略要素を加えてリアルホラーゲーム気分を味わえる「絶望ミッションモード」の2つのモードを用意。12歳未満は入場禁止で、18時以降の中学生以下の入場には保護者の同伴が必要。

 今後は「お化け屋敷の学校」「生演奏お化け屋敷」「ハロウィーンイベント」などを計画しているという。

 料金と営業時間は、「戦慄エスケープモード」(大人1,000円ほか)=土曜・日曜・祝日の11時~16時30分、「絶望ミッションモード」(同1,500円ほか)=17時~20時(1日12組限定、1組最大4人まで)。火曜休館。詳しくはホームページで確認できる。12月1日まで。

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