JR中野駅南口レンガ坂裏に3月4日、ビストロ「root at 北国(ルートアットきたぐに)」(中野区中野3、TEL 03-6382-7474)がグランドオープンした。経営は、同エリアで「ボケリア」「sanka(さんか)」などの飲食店を手がけるチャップル・コーポレーション(千代田区)。
店主の原田CHAO信広さんは「12年前にレンガ坂で誕生した『root』は、中野駅西口改札や桃園広場などの再開発に伴い閉店。古民家を生かした店づくりという共通点から、かつて文壇の先人たちも通ったといわれる酒場『北国』の建物を引き継ぎ、新しい『root』として再スタートさせた。『北国』の外観や雰囲気などの面影、小さなファサードや店名も残した」という。1階にライブ感のあるオープンキッチンのカウンター席、2階はテーブル席を配し、席数は、1階=カウンター10席・テーブル6席、2階=テーブル24席・個室6席の計46席。店長は荒明諒(あらあきりょう)さん、料理長は城戸大靖(きどひろやす)さんが務める。
料理の特徴は、伝統農法の種から育った「古来種野菜」と、店内の燻製(くんせい)機を使った料理。サーモンや牛タン、チョコレートなど、さまざまな食材を燻製にした盛り合わせを用意するほか、「北国」の名物だったおでんへのオマージュとして「おでん盛り合わせ feat 北国」も用意。「帆立のマスカルポーネ白あえ」「季節野菜の春巻き」などの料理も並べる。かつて「root」で提供していた肉料理「塩豚肩ロースのコンフィ ~ゴールデンマスタード添え~」「国産牛のグリル ~島胡椒(こしょう)とおいしいお塩~」「鴨(かも)胸肉のロティ ~有馬山椒(さんしょう)とフランボワーズのソース~」なども提供する。
ドリンクメニューは、ナチュラルワインを中心に、日本ワインや日本酒などもそろえるほか、ビール類、サワー類、ウイスキー類、ソフトドリンク類なども用意する。
ランチメニューは、数量限定の「おでん定食」、「root」で提供していたカレーをベースに野菜の素揚げをトッピングした「ビーフカレー」「チキンカレー」なども用意する。
荒明さんは「55年続いた酒場の面影を残す空間と新しい料理が融合した店として、中野レンガ坂に新たな食の場を作ったつもり。調味料にもこだわり、繊細な味わいを引き出しているので、ぜひ自慢の空間と料理を感じていただければ」と話す。
営業時間は、ランチ=11時30分~15時、ディナー=17時~23時(日曜は16時~22時)。