中野区(中野区中野4、TEL 03-3228-8729)は11月6日から、「なかのライフサポートビジネス創造塾」を開催する。
同セミナーは、参加者が実際に起業、創業、事業拡大などの「ライフサポートビジネス」を開始することを目的に起業などのために有益な情報や成功例を学ぶほか、各参加者がビジネスプランを策定する支援もする。ビジネスプランコンテストも実施し、優秀賞には同区から事業サポートの特典を用意する。なお、創造塾は3年間にわたって開催する予定。
開校を記念したオープニング・シンポジウムも10月27日に開催予定で、第1部の基調講演は「ライフサポートビジネスによる家庭と仕事の両立支援」と題し、日経ウーマン・オブ・ザ・イヤー2004受賞のほか、NHK総合「NEWSWEB」でもレギュラーコメンテーターを務めるワーク・ライフバランス社(港区)の小室淑恵社長の登壇を予定する。第2部は田中大輔中野区長らが登壇し、「ライフサポートビジネスの可能性を探る」と題したパネルディスカッション、第3部は同区のライフサポートビジネスへの取り組みなどを紹介する。会場は今年4月に開校し、現代ライフ学部やヒューマンケア学部を有する帝京平成大学中野キャンパス225教室。
同区の「ライフサポート産業」に対する取り組みは、すでに同区が掲げる「新しい中野をつくる10カ年計画(第2次)」「中野区産業振興ビジョン」で「ICTコンテンツ産業」と共に推進していて、「少子高齢化の進行などに伴ってニーズが高まることが予想される、健康・医療・介護や子育て、日常生活の支援に係るビジネス」を「ライフサポートビジネス」として定義している。
同セミナーはテーマごとに5種類の「塾」を用意し、同区内でライフサポートビジネスの事業拡大、企業、創業を考えている人なら誰でも参加できる。
オープニング・シンポジウムの開催は14時~17時。テーマ別セミナーの詳しい内容に関しては、専用のウェブページで確認できるほか、同区ではシンポジウムへの参加を呼びかけている。