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なかのZEROで新春能「土蜘蛛」-野村萬斎さん親子共演による狂言「二人袴」も

「土蜘蛛」のクライマックスシーン

「土蜘蛛」のクライマックスシーン

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 なかのZERO(中野区中野2)大ホールで1月26日、同区在住の能楽師・小島英明さんによる新春能「土蜘蛛(つちぐも)」が開かれる。

今回、親子共演を果たす野村萬斎さん

 新春能10回目を数える同公演では、野村萬斎さん裕基さん親子の共演による人気曲「二人袴(ばかま)」、観世喜正さんの舞ばやし「神歌」、病気で伏せる源頼光の妖怪退治を描く小島さんの能「土蜘蛛」が披露される。「土蜘蛛」の見どころは、和紙で作られた蜘蛛の糸を投げる場面。広報担当の坂井基紀さんは「放物線を描きながら大ホールを華やかに彩る白い蜘蛛の糸のシーンをぜひ見ていただきたい」と話す。

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 狂言を舞う野村さんは和泉流狂言方。1966(昭和41)年生まれで野村万作(人間国宝)さんの長男。故六世野村万蔵および父に師事し、3歳で初舞台を踏む。国内外で狂言の普及を目指す一方、映画、舞台、テレビなど幅広いメディアで活躍。古典の技法を駆使した作品の演出など、新しい演劇活動にも意欲的に取り組む。

 舞ばやしを演じる観世さんは観世流シテ方。1970(昭和45)年生まれ。観世喜之さんの長男で父に師事。父と共に矢来能楽堂を中心に活動し、国内や海外での演能にも多く携わる。1997年に同世代の能楽師5人で「神遊(かみあそび)」を結成。能楽協会の教育特別委員として能楽体験学習を行うなど、若い世代への能の普及を積極的に推進する。

 能を舞う小島さんは観世流シテ方、1970(昭和45)年中野区生まれ。観世喜之に師事。祖父は先々代喜之さん、伯父は先代喜之さんに師事した能楽師で、幼少より能に親しむ。シテ方として東京を中心に各地方公演だけでなく、フランス、イギリス、アメリカ、スペイン、ベルギー、シンガポール、韓国、ロシアなどの海外公演にも多数参加。宮城県白石市にある「碧水園」、埼玉県深谷市、地元・中野区における定期公演のほか、薪能、ろうそく能などの公演を企画・実施。「多くの人に能楽に触れる機会を持ってほしい」と、能楽講座の開催にも尽力する。

 開演は13時。チケットは全席指定で、1階席=5,000円(小中学生=4,000円)、2階席=3,000円(同2,000円)。未就学児入場不可。なかのZEROチケットセンター(TEL 03-3382-9990)で販売している。

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