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中野で環境省「カーボン・オフセット」イベント-つるの剛士さんらのライブも

ライブでトリを務めたつるの剛士さんとシーキャンドルズ

ライブでトリを務めたつるの剛士さんとシーキャンドルズ

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 中野サンプラザホール(中野区中野4)で2月25日、「カーボン・オフセットメッセージライブ2014」が開催された。主催は環境省。

(写真左から)MCのnicoさん、ゲストのつるの剛士さん、吉田山田、ベイビーレイズ

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 昨年2月にも開催され、2回目となる同イベント。今回は、「一人一人ができることから始めよう!」をテーマに、音楽・スポーツ界とコラボレーションしながら、温室効果ガスの削減を目的とした「カーボン・オフセット」活動を、企業だけでなく一般にも認知や理解をしてもらうために環境省が企画した。

 会場では、紹介パネルや企業による関連商品や取組などを紹介する「カーボン・オフセット紹介コーナー」、カーボン・オフセット体験ができる「アーティストグッズの販売」や「トークショー連動型ワークショップ」などを展開。そのほか、ゲストとしてつるの剛士さん、シンガー・ソングライターの「吉田山田」、女性5人組ユニット「ベイビーレイズ」が登壇し、トークショーを行った。MCはJ-WAVEのナビゲーターとして活躍するnicoさんが務め、風船を「CO2」として「カーボン・オフセット」のことをわかりやすく説明した。

 トークショーでは、「吉田山田」の山田義孝さんが「先ほど環境省の人に聞いたのですが、このままだとセミもいなくなっちゃうらしいです」との言葉につるのさんは「セミがいなくなっちゃうのは悲しい。みんなでセミがいなくならない環境を作っていこう!」と、色々なセミの鳴きまねをして会場を沸かせていた。ショーの途中では、身長199センチの元ビーチバレー日本代表朝日健太郎さんも加わり、「アスリートたちも積極的にこの取り組みをしていく」とコメントしていた。ショーの後半には登壇者全員にメッセージボードが配られ、つるのさんは「意識も積もればセミも鳴く」とセミネタでオチをつけた。

 「音楽」とのコラボレーション「メッセージライブ」では、トップバッターとして「ベイビーレイズ」が登場、2曲目のNHK連続テレビ小説「あまちゃん」の挿入歌「暦の上ではディセンバー」を含む全4曲を披露。2番目に登場した「吉田山田」はラストの3曲目でNHK「みんなのうた」で放送中の「日々」を披露。トリを務めたつるのさんは全7曲を熱唱、1曲目の「ともだちになるために」やラストの「愛しのあの娘」では、事前募集により当選した無料招待客約2000人のオーディエンスとアーティストが一体となり大きな盛り上がりを見せた。

 ライブ後、nicoさんに総括を求められたつるのさんは檀上で「今日は自分にとってもためになるイベントとなった。このような活動をこれからも続けていって欲しいし、自分も引き続き何か関わっていきたい」と話し、21時ごろに参加者とゲストとの集合写真撮影を行ってイベントは閉幕した。

 現在、中野区は「カーボン・オフセット」の拡充や推進事業として、同区と「なかの里・まち連携」を行っている群馬県みなかみ町とのカーボン・オフセットを実施するために協議しており、年間で3ヘクタールに約6000本を植林し、「中野の森(仮称)」として整備する予定となっている。

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