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中野・新井のそば店「浅見製麺所」、突然の「修業宣言」から2カ月で営業再開

営業を再開した「浅見製麺所」(外観)

営業を再開した「浅見製麺所」(外観)

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 中野・薬師あいロードにあるそば店「浅見製麺所」(中野区新井1、TEL 03-3386-7750)が3月17日、営業を再開した。

店主おすすめの「粗挽」「挽砕」「御前挽」の「三種もり」

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 同店は2011年2月に営業を開始し、店内でそば打ちからすべて手作業で行うことにこだわってきた人気店で、金曜・土曜の夜には「そばBAR」も行っていたが、店主の池部泰三(そばネーム=池万作)さんが突如「そば修業のためしばらくの間休業致します」との張り紙を入り口に残し休業。約2カ月間たった同日、「満足する修業ができ、再開した」という。

 池部さんは「そばのことが好き過ぎて、もっとおいしいそばを追及したくなったので修業に出た。打ち方、切り方、ゆで方、喉越しなど、今回の修行でいろいろ研究できた。休業前よりさらにおいしいそばを作れるようになった」と自信を見せる。

 メニューは、新潟県妙高産のそば粉を使用した細打ち「粗挽(あらびき)もり」、神奈川県丹沢産のそば粉を使用した太打ち「挽砕(ばんさい)もり」、そばの実の中心部分だけを使用した細打ち「御前挽(ごぜんびき)もり」(以上500円)と、店主「おすすめ」の「三種もり」(850円)。かき揚げ天ぷらや穴子天ぷら、四季の野菜天ぷらなどとそばのセットのほか、納豆そば(900円)や炭火焼鴨ねぎ汁そば(1050円)なども用意する。

 「この修業で得たものは多い。手応えを感じているので自信作を食べにきてほしい」と池部さん。「多くの人に自分の味を伝えたい」と、店頭販売も始めた。そば以外に「そば粉」「かき揚げ」「つゆ」「自家製七味」なども販売している。

 営業時間は12時~15時、17時~21時(金曜・土曜の「そばBAR」は翌2時まで)。火曜定休。

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