中野区(中野区中野4、TEL 03-3228-6584)は7月、環境基本計画第2次アクションプログラムに基づき、群馬県みなかみ町に「中野の森」を設け、環境基金への寄付募集を始めた。
同区は今年4月に、なかの里・まち連携をしている自治体のひとつである群馬県みなかみ町にある牧場跡地に約15ヘクタールの「中野の森」を設け、年間3ヘクタールに約6000本、5年間で約3万本の植林を行う協定を締結、「中野の森」で得られるCO2の吸収量で同区内のCO2排出量を埋め合わせする「カーボン・オフセット」活動を進めている。
すでに同区では6000本の植樹を実施しているが、7月からは同区民が地球温暖化対策の対象地「中野の森」に貢献できるよう、「植樹証明書」が発行される1口1,000円の「My記念」コース、オリジナル缶バッジ進呈の1口500円の「ワンコイン」コース、1区画約1250平方メートル75万円の企業向け「中野の森パートナー」コース、寄付金額を上乗せした商品やサービスを提供する「中野の森づくり貢献協賛店」コースという4つの寄付コースを用意し、「こなら」などの植林費用の一部として活用する。
同区環境部の地球温暖化対策担当の鳥井副参事は「1口1,000円の寄付で、記念日を祝う中野区オリジナル植樹証明書をお送りするので、祝い事があれば、ぜひ中野の森づくりにご協力いただければ」と参加を呼び掛ける。各コースの詳細は中野区ホームページで確認できる。