中野ブロードウェイ西側「なかの芸能小劇場」（中野区中野5、TEL 03-5380-0931）で12月22日、「親子で楽しむクリスマスコンサート」が開催される。

先日行われた「おやこで楽しむパーティーコーディネート講座」の様子

　主催のWelcomeBaby中野は今年7月に設立された任意団体で、佐藤さおりさんが代表を務める。設立後、一貫して未就学児と母親が共に参加できる「おやこで楽しむ」シリーズイベントを企画してきた。佐藤さんは「赤ちゃん連れで参加できるクリスマスのクラッシックコンサートが少なく、それならば企画してしまおうと思い立った」という。

　プログラムは、カノン（パッヘルベル）やアヴェ・マリア（カッチーニ）などのクラシック、「あわてんぼうのサンタクロース」「ジングルベル」など親子で楽しめるクリスマスメドレー、「アメイジング・グレイス」などのポピュラーという3部構成。出演は、ソプラノの峯万紀子さん、バイオリンの副島聖代さん、ピアノの成田美穂子さんで、全員が武蔵野音楽大学卒業生というトリオ。普段は別々に活動をしており、今回初めてユニットを組む。

　佐藤さんは「このコンサートは、赤ちゃん大歓迎がポイント。赤ちゃんが泣いても騒いでも座席で楽しめる。鈴やタンバリンなど小さな楽器を持ってきて、親子みんなで楽しんでほしい。毎日がちょっと楽しくなる、ほっと一息つける、そんな時間を作りたいと思っているので気軽に参加していただきたい」と話した。

　開演時間は、午前の部＝11時～、午後の部＝15時～。参加費は、大人＝1,000円、子ども＝500円（3歳～小学生、2歳以下はひざ上で無料）。申し込みはホームページで受け付ける。