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中野で「第11回DAYS国際フォトジャーナリズム大賞」-チェルノブイリの報告も

デイズジャパン広河隆一代表2002年撮影の「エルサレムのアラム検問所でイスラエル軍に向かってVサインを掲げるパレスチナ人女性」

デイズジャパン広河隆一代表2002年撮影の「エルサレムのアラム検問所でイスラエル軍に向かってVサインを掲げるパレスチナ人女性」

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 なかのZERO(中野区中野2)小ホールで3月11日、フォトジャーナリズム誌「DAYS JAPAN」創刊11周年記念イベントが開催される。主催はデイズジャパン(世田谷区)。

第10回DAYS国際フォトジャーナリズム大賞1位、ニクラス・ハマーストレームさん(Kontinent)の作品「シリア内戦」

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 同誌はイラク戦争の被害を人々に伝えるために2004年創刊し、現在はチェルノブイリ原発事故や東日本大震災支援活動なども含め、優れた写真を撮るフォトジャーナリストたちや作品を通して世界の情勢を伝える月刊誌。

 イベントは2部構成。第1部では、第一線で活躍するフォトジャーナリストの作品4185点の中から選ばれた「DAYS国際フォトジャーナリズム大賞」の受賞作品の発表と、来場者の投票で決める「パブリックプライズ賞」の投票と結果発表が行われる。

 第2部では、詩人のアーサー・ビナードさん、飯舘村の酪農家で原発被害糾弾飯舘村民救済申立団の団長でもある長谷川健一さん、デイズジャパンの広河隆一代表が講演。後半には、チェルノブイリ原発事故から10年目に行った「チェルノブイリ避難民6000人の健康調査」の報告を広河代表が行う予定。「今後の福島を見据える上で貴重なデータになる」という。

 同社で企画・イベントを担当する根本美樹さんは「3.11から4年。今だ解決していない原発の問題。今、日本はどこに向かっているのか。そして、世界では何がおきているのか。このイベントで来場者と共に考える機会となれば」と話す。

 開演は19時。入場料は700円(同誌定期購読者は500円)。定員は500人。申し込みはホームページで受け付ける。

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