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中野ランフェス開催-サンプラザ中野くん「サンプラザ壊さないで!」と訴える場面も

中野ランニングフェスタの「トリ」はサンプラザ中野くんのライブ

中野ランニングフェスタの「トリ」はサンプラザ中野くんのライブ

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 中野四季の森公園(中野区中野4)周辺で3月15日、「中野ランニングフェスタ2015」が開催された。

10キロランのスターターはサンプラザ中野くんが務めた

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 「親子から高齢者までが楽しめるマラソン&ウオーキング大会」をコンセプトとした同イベントの開催は2回目。ランナーやウオーカー合わせて約2600人が参加、ボランティアスタッフは約300人、中野四季の森公園周辺への来街者は約1万5000人となり、昨年初開催の来街者数6000人を大幅に上回った。

 ゲストは、イベントの終盤にステージでミニライブを行ったサンプラザ中野くん、4キロランのスターターを務めたボクシングWBCバンタム級チャンピオン山中慎介選手、トークショーやランニングに参加した元男子バレーボール・ビーチバレー日本代表の朝日健太郎さん、1996年アトランタオリンピックの男子マラソン日本代表の実井謙二郎さん、元体操日本代表アテネ五輪金メダリスト中野大輔さん、元ボクシングWBC世界ライト級チャンピオンのガッツ石松さん、元プロ野球巨人軍投手の定岡正二さんら。

 9時過ぎには特設ステージで麻沼雅海実行委員長による開会宣言が行われ、田中大輔中野区長、伊東しんじ中野区議会議長、中野区教育委員会田辺裕子教育長があいさつ。ランナー体操の後、9時30分にはスターター田中区長の合図で小学生2キロランがスタートした。10時には未就学児の親子ペアらの四季の森外周ウオーキングと、4キロランがスタート。10時45分からは映画「パトレイバー」の「特車二課」関係者チームらも参加した駅伝がスタート、12時には10キロランがスタートした。

 ストリートアベニューでは、子どもたちを対象とした「フライングディスク体験」「ダブルダッチ体験」「キッズテニス体験」、アンダーアーマー中野による餅つき大会や、公園内では中野区観光協会などがブースを出店し、にぎわいを見せたほか、特設ステージ脇では先日世界大会で優勝したキッズダンスチーム「Tiggers」や早稲田大学チアリーダーズ「FALCONS」らが演技で観客を魅了した。特設ステージでは明治大学や帝京平成大学がアカペラのコラボレーション、「さぎプー」「かせいチャン」「クルトン中野」「うさごはん」「なっこい」「かんにゃん」ら中野のゆるキャラたちとともに登場した中野区観光大使のメトロポリちゃんV・キャプテンミライが「なかのなのかな」を披露した。

 全ての表彰式終了後、特設ステージではサンプラザ中野くんのミニライブが始まった。曲に入る前のステージ上で中野くんは(数年後に複合施設化のために取り壊される方針の中野サンプラザについて)、「中野大好き!中野愛してる!中野サンプラザを壊さないでほしい」と参加者に訴えた。サンプラザ中野くんの一番弟子でライブではドラムを務めた肉野バンバンジーさんは、「師匠はデビュー35年ですが、まだ中野サンプラザでライブを行ったことがないので、どうか夢を実現させてください」と話し笑いを誘った。ライブは「大きな玉ねぎの下で」「We Love RUNNER」「旅人よ~The Longest Journey」「RUNNER」の4曲を披露し、この日一番の盛り上がりを見せた。

 「初開催となった昨年の反省を踏まえ、ランニング競技を前半に持ってきたタイムスケジュールがうまくいき、ランニング出場者でもライブが楽しめたのでは」と関係者。「昨年よりもステージイベントやキッズイベント、コスプレイヤーが増えて華やかなイベントになった」とも。運営面でも大きなトラブルはなく、無事に閉幕した。

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