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野方駅周辺で「エイプリルフール」イベント-商店街に「クスッとほくそ笑む」張り紙

野方商店街振興組合の榎本雅則代表理事が作成した「ジョーク張り紙」

野方商店街振興組合の榎本雅則代表理事が作成した「ジョーク張り紙」

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 西武新宿線野方駅周辺で4月1日、「ジョークの張り紙プロジェクトin野方」が開催される。主催は野方商店街振興組合とNPOストリートデザイン研究機構(中野区松が丘2)。

「張り紙検討会議」参加者ら

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 「エイプリルフールにクスッと笑えるジョークの張り紙で、街を楽しく活性化する」をコンセプトに掲げる同イベント。同NPOの前理事長で興和サイン社長の高橋芳文さんが発案し、ストリートデザイン研究機構が企画した。実施場所として野方商店街振興組合との協同で実現に至った。

 3月17日に野方区民活動センター(野方5)で開催された「張り紙検討会議」の冒頭で高橋さんは、「顔出し看板や街のうわさ、おもしろポスターやジョークの張り紙などはSNSなどの効果で、面白いものほど拡散される。八王子経済新聞の記事『クリスマスイブカップルお断り』パスタ店の張り紙は、ロイター通信が取り上げたほど。楽しくて、ちょっとエッチ、そしてみんなに許される張り紙作りが大切」と意気込みを話した。

 検討会議の出席者は、野方に住む区民やNPO関係者をはじめ、小金井市、飯能市などからも集まり、約20人が張り紙を張る店舗を想定しながら「クスッとほくそ笑む」張り紙を考えた。例として「たまにお客さまを食べます」「3人目を作る旅行中」「お地蔵さん、スキンヘッド中」「制服警官FEVER中」「せんべいのゴマ、店主のものデス」などの「張り紙」案が飛び出した。

 同NPOの酒井直人理事長は「商店街に活気がある街は住みたい街。野方は自分が住んでいる街でもあり、商店街の活性化はまさに自分ごとでもある。お金をかけずに、アイデアで商店街を盛り上げられれば」と意気込む。

 イベント当日は「ときわ通り商店会」で、同NPOの三浦慶太理事率いる方言デュオ「モロコシボーイズ」が「いながもんのログンロール」ライブも披露する。

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