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店舗隣に移転・常設・リニューアルした薬師あいロード「大怪獣サロン」に謎の行列

店主の中野貴雄さんと看板ホステスの怪獣「ムーチョ」

店主の中野貴雄さんと看板ホステスの怪獣「ムーチョ」

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 中野ブロードウェイ北側の薬師あいロードにあるカフェバー「大怪獣サロン」(中野区新井1、TEL 03-5942-7382)に行列ができているとSNSで話題を呼んでいる。

(関連フォト)6月13日から単発的に発生する行列

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 「本物の怪獣がいるカフェバー」として、テレビや情報誌などでもたびたび取り上げられている同店。特撮番組「ウルトラマンX」などを代表作とする映画監督の中野貴雄さんと、怪獣造形作家ピコピコさんがタッグを組み、2011年2月23日に現店舗の隣に位置する日替わりバー「ルナベース」の水曜営業枠にオープンした。その約2週間後には東日本大震災が発生し、「閉店も考えながらの営業」となったが、今年3月末には念願だった独自店舗を「ルナベース」の隣にオープンした。

 席数はカウンター5席を含む22席。店内には、同店オリジナル怪獣「ムーチョ」「ベッコス」「ツノゴン」などを中心に約300体のソフビ怪獣が陳列されている。

 行列の原因となったのは、昨年日本テレビ系列で放送された藤原竜也さんと岡田将生さん主演のドラマ「ST 警視庁科学特捜班」に登場した「ガッキーくん」のガチャガチャ(1回500円)。「ガッキーくん」はドラマに登場する「超科学的解釈による2.5次元人体筋肉模型」で、同店に深く携わるピコピコさんがデザインと造形を担当したことから、同店に対して発売元のメディコム・トイ社による優先的な商材供給が行われ、6月13日のガチャガチャ登場時に長蛇の列ができたという。その後も同店のツイッターなどで入荷情報を聞きつけたファンが来るようになり、時折行列ができているという。取材時も「ガッキーくん」ガチャガチャのために埼玉県から来たという女性が4度ほど回していた。

 店主の中野さんは「先日もテレビ番組の収録でマツコ・デラックスさんらが来て、ガッキーくんを欲しがっていた。ピコピコさんのガッキーくん人気が上がるとこの場所の意味合いも変わってくる。今までは怪獣好きのマニアだけが集まる場所だったが、女性客も徐々に増えてきたので、女性客も若干意識した店内作りを心掛けるようになった。怪獣好きも、ガッキーくん好きも、いろんな人たちが集まれる場所にしたい」と話す。「ロシアンムーチョやベッコスメロンなどのオリジナル大怪ジュース、ピコピコさんのピコグリアなどのアルコール、大怪獣カレーなどの食事メニューもあるし、看板ホステスのムーチョも忘れないで」とも。

 営業時間は15時~23時(店内はワンオーダー制)。月曜定休。

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