中野ブロードウェイ(中野区中野5)4階のアートギャラリー「Gallery リトルハイ」で9月18日、高橋行雄さんの個展「猫可愛(かわい)がり~鉛筆で描かれた猫達~」が始まる。
鉛筆画家の高橋さんは1976(昭和51)~1986(昭和61)年にフランス「ル・サロン」に入選。1989年ごろから猫をテーマにした作品の発表を始め、パリ・アムステルダム・ハンブルグなどや、銀座をはじめ日本各地で個展を開催。2014年には「日仏現代国際美術展」奨励賞や「日仏現代国際美術選抜展」名誉総裁賞、今年は「日仏現代国際美術展」東京都知事賞を受賞しており、近年は「猫の絵描き」といわれるようになったという。
作品は猫を被写体とし、鉛筆と色鉛筆で猫の愛らしさや美しくて柔らかな毛並みを表現している。ギャラリー店主の小高均さんは「猫たちの動きや表情は、まさに猫が飼い主にだけ見せる信頼や愛情表現そのもの。まるでアイコンタクトを取っているように優しいまなざしでじっと見つめる愛らしい瞳や、愛されることに満足し安心しているようにリラックスした様子を見せる一瞬の動きの数々を感じてほしい」と話す。
開催時間は12時~19時(最終日は17時まで)。入場無料。今月28日まで。