全国にアートキャンディーショップ「PAPABUBBLE(パパブブレ)」を展開するカンノ(中野区新井1、TEL 03-5343-1286)は11月24日、クリスマス限定キャンディーの売り上げの一部をシリア難民に寄付すると発表した。
スペイン・バルセロナ発の同店は、伝統のあめ細工技術を使った商品展開のほか、客を楽しませるパフォーマンスで人気を集めるキャンディーショップ。2005年6月には日本1号店として中野店をオープンし、東京都内、横浜、大阪、福岡などに直営店を展開し、今年で10周年を迎えた。
「最近メディアなどで話題となっているシリア避難民の人たちに、少しでも楽しいクリスマスを過ごしてほしいという願い」から、全店舗で販売されるクリスマス限定キャンディー売り上げの一部を寄付することにしたという。
寄付の対象商品には、バルセロナ本店の初代スタッフで現在はアーティストとして活躍しているマリアナさんが活動に共感しデザインしたシールが貼られており、「クリスマスMIX」(530円)、「クリスマスMIX S瓶」(800円)、「クリスマスMIX M瓶」(2,100円)、「クリスマステストチューブ」(1,200円)などのほか、「肉ロリポップ」(1,500円)や「ツリーロリポップ」(1,000円)などの一点物も含まれる。
広報の小井土仁美さんは「日本にパパブブレが誕生して10年、クリスマスやバレンタインデーなどの限定商品だけでなく、父の日やクリスマスなどのアートキャンディーを子どもたちが作るイベントなどを開催し、地域とのコラボを大事にしてきた。今回、パパブブレのバルセロナ本店がシリア難民問題に協力する方針なので、地域を大切にしたい当社もすぐに賛同した。同社が寄付に踏み切ったのは初めてだが、世界の子どもたちみんながハッピーなクリスマスを迎えられるよう、ぜひ皆さまにも協力してほしい」と話した。
営業時間は10時30分~21時(日曜・祝日は19時まで)。クリスマス限定商品の販売は12月25日までの予定。