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東中野の梅若能楽会館で「音楽狂言」 スイスの現代音楽と日本の狂言がコラボ

スクルージ(寿来爺)を演じる大蔵流狂言師の善竹十郎さんの練習風景

スクルージ(寿来爺)を演じる大蔵流狂言師の善竹十郎さんの練習風景

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 東中野の梅若能楽学院会館(中野区東中野2、TEL 03-3363-7748)能舞台で12月23日、音楽狂言「寿来爺(スクルージ)」の公演が行われる。

(左から)作曲家・ギター奏者のワルター・ギーガー、バイオリン奏者の河村典子さん、コントラバス奏者の白土文雄さん

 同公演は、19世紀にイギリスで生まれたチャールズ・ディケンズの小説「クリスマス・キャロル」、現代スイス人作曲家ワルター・ギーガーさんの音楽、そして日本の狂言がコラボレーションした音楽狂言。「クリスマス・キャロル」は「どケチ」な老人・スクルージが、クリスマスイブに現れた3人のクリスマスの精霊たちと出会い、クリスマスの朝に改心し、善行を積み、愛される人生を送ったというストーリー。ギーガーが作曲し、長屋晃一さんが台本を作り、スクルージ(寿来爺)を大蔵流狂言師の善竹十郎さんが演じる。精霊役は十郎さんの次男・善竹大二郎さん、バイオリンは同公演を企画した河村典子さん、アコーディオンは大田智美さん、コントラバスは白土文雄さんが、それぞれ務める。

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 河村さんは「音楽と言葉、西洋と東洋、現代と古典、このプロダクションには3つの境界線があり、音楽狂言とはそれらの境界線を越えた新しいジャンル。境界線は消えずに存在するが、その境界線の上で想像力と創造力を駆使し、新しい出会いと文化の対話を楽しむことがコラボレーションの醍醐味(だいごみ)。そこに観客の皆さまが立ち会い、演奏者と同じく想像力を働かせ、対話に加わっていただくことで初めてコラボは成功する。日本の観客、そして世界の観客と、境界線を越えた対話を行い、その場所にいることの喜びを共有したい」と来場を呼び掛ける。

 17時開演。チケットは、一般=4,500円、指定席=5,500円(要予約)。

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