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中野の企業がゲイ向け「恋愛サポート」アプリ開発 LGBTの自由恋愛を支援

iOS対応アプリ「Bridge(ブリッジ)」の画面

iOS対応アプリ「Bridge(ブリッジ)」の画面

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 性的少数者(LGBT)向けビジネスを展開する「エイジィ」(中野区本町1、TEL 03-5333-1022)が5月12日、男性同性愛者(ゲイ)を対象に開発したiOS専用アプリ「Bridge(ブリッジ)」の提供を始めた。

「Bridge(ブリッジ)」キービジュアル

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 同社の高田圭社長がゲイの友人と話をしていた中で、「真剣な交際を求めているが出会う機会がない」「カミングアウトをしていないため周囲に気づかれずにパートナーを探したい」などの声を聞き、ニーズに応えたという同アプリ。

 同アプリの利用には、公的証書などを元に入会可否を判断する登録審査が必要で、秘匿性を担保することにより、ゲイ同士の自由恋愛をサポートする仕組み。同社によると、真剣交際を希望するゲイ向けのマッチングアプリ開発は、日本企業では同社が初めての試みという。

 特長は、プロフィル写真や文章のメッセージに対しての性的発言内容をチェックする「監視体制」、本人確認のためフェイスブックのログインを通じて登録・利用する「フェイスブック認証機能」という。フェイスブック上の友人同士であればアプリ内には名前が表示されず、検索の検索対象にはならない。利用年齢は20歳以上限定。

 高田社長は「中野は、現役の中野区議会議員をはじめ、LGBT人口も関連イベントも多いと言われていて、LGBTの人たちにやさしい街。当アプリでゲイやLGBTの恋愛の自由意志が尊重される社会の実現に寄与したい」と話す。現在、Android版も開発中という。

 同アプリは「App Store」でダウンロードできる。

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