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中野でビートルズ来日50周年写真展 ジョン・レノンの法被展示やロンドンバス運行も

来日時の飛行機から降りてくるときに着用していた法被

来日時の飛行機から降りてくるときに着用していた法被

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 中野区温暖化対策推進オフィス(中野区中野5、TEL 03-5942-8733)特設会場で6月25日、ザ・ビートルズ来日50周年記念「ロバート・ウィテカー写真展」が始まった。

(関連フォト)ジョン・レノンの妹、ジュリア・ベアードさんのトークショーの様子

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 同展は、1966(昭和41)年6月29日に来日し7月2日までに5回、日本武道館でコンサートを行ってから50周年を記念したイベント。4人に同行した公式カメラマン、ロバート・ウィテカーさんが撮影した日本でのステージ、楽屋やリハーサルの様子、オフタイム写真などを内側から捉えた作品を中心に写真60点を展示する。

 展示は写真のほか、来日時の飛行機から降りてくるときに着用していた法被、持ち帰った「主催者証」「経理課長」の武道館関係者の腕章など、日本公演ゆかりの品々も特別展示。会場では「ザ・ビートルズ・コレクション&グッズフェア」も同時に開き、限定盤のCDやDVD、Tシャツなどの衣類、ポストカードやバッジなどの雑貨、4人全員が書いた直筆サインの特別展示販売も行う。

 6月24日のオープニングイベントでは、ジョン・レノンの妹、ジュリア・ベアードさんのトークショーが行われ、中野区議会議員や同区内の団体や企業の代表、関係者やメディアなど80人が参加した。ベアードさんは「当時、ジョンとはよく電話で話した。『いろいろな国に行けていいわね』と言うと、『ホテルに缶詰めで、どこにも行けないんだ』と言っていた」などとエピソードを交えながら、「日本や東京とイギリスやリバプールが、これまで以上に交流が図られることを望む。そしてビートルズが50年以上も愛され続けていることに驚いている。この写真展を何度も楽しんでほしい」と呼び掛けた。

 25日・26日はメディアや事前申し込み一般参加者に対して、ビートルズの聖地と呼ばれる「キャバーン・クラブ」から来た音楽プロデューサー&アーティストのジョン・キーツさんによるビートルズ・アコースティック・メドレーのライブも行われた。

 期間中、ビートルズがデビューした1960年代に実際にリバプールを走っていたビンテージのロンドンバスも展示。同展会場や中野駅付近を回り、一般が無料で乗ることができるようにするため、現在調整中という。「バス停は設けない。乗りたい人が手を挙げたら乗れるように考えている」と担当者。巡回バスの詳細は決まり次第、公式サイトで知らせる。

 開催時間は11時~19時。入場料は、大人=500円、中・高・大学生=300円、小学生=100円。9月4日まで。

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